みなさん、はじめまして。

 こんにちは。ぼくは愛知県に籍を置くもうすぐ30才になるものです。
 ぼくは子供のころから本を読むより絵を描いたり見たりするのが好きでいまイラストみたいなものを書いています。今年に入って「メルキド」という同人誌の同人になりまして、そこで挿絵やら2号の表紙なんかをやらせてもらいました。小学生時分は「八郎」とかいう絵本の水彩画で市だか県だかから金賞を頂いたこともあったのですが、それ以来漫画を描けどもなかずとばずの日々が続きまして、ひどく暗い10代を送ったものですが、いま三島由紀夫肖像画を描く依頼がありまして、とても困惑していますが。そういえば今日のミュージックステーションのサザンのライヴ時に妙にモミアゲの立派な角刈りの面長な男性がノリノリでいましたが(ほんの一瞬ぼくの眼に残像として焼きついたものなのですけども)、あれはいったい夢幻がみせた奇跡であったのだと、いまこうしてキーボードを打っている次第なのであります。そういえば、「メルキド」は文学フリマというイヴェントでもお目見えしたということらしいですが、どうやらぼくが手がけた2号のほうはてんで振るいませんで、お一人の方が購入なされただけと聞き及んでおります。がくっ。ですが、ミスター・エドワード・サコヤンが手がけた創刊号のほうも3冊しか売れてないらしいんですがね、へへ。ま、ドングリの背比べってやつですよ! そういえば、今日、近所のぺットショップでミスター・サコヤンが撮った犬の写真(「メルキド」創刊号に表紙として載せてあるアレです!)にクリソツなワン公を見かけたんですよ! そうそう、例のあの世界中の絶望をすべて背負い込んだかのようなポーズも健在でありましたよ、本当に! 
 さて、のっけから少々興奮しすぎた嫌いがございました。どうもすいません。こういうの初めてなもので、どうもオノボリさんになっちまいましたね。いやいや、お恥ずかしいかぎりで。じつはぼく本業は小説の方を比較的メインにやらさしてもらってましてね、無論「メルキド」でですが、しかし、まあ小説書くのはひどくストレスがたまりますんで、これじゃあ、時給650円でアルバイトしていたほうが、そんな時代もほんとうにあったのですが、よっぽどマシだ! わぁー。ということで、それもこれもすべて同人誌の宣伝のためなのでした。反省。